猫語を知ろう!③ 「猫同士の挨拶」

猫同士の挨拶は、お互いに顔を合わせて、首をにゅっと伸ばして、鼻と鼻をくっつけるようにして、口周りの匂いを嗅いで行います。

仲間の匂いだとわかったら、安心して、カラダやお尻の匂いを嗅いで情報交換をする様子も見られます。

 

知り合い同士ならば、ほぼ問題はないのですが、初対面の猫の場合は、緊張しながら相手のことを探ろうとして匂いを嗅ぐので、どちらかが嫌だと思った場合は、ケンカになることもあるので注意が必要です。

家猫の場合は、ほとんど知らない猫と接することはないので、問題ないと思いますが、先住猫がいる家庭に新しい猫を連れてきた場合は、相性もわからないので時間をかけ、慎重に会わせるようにしてください。

 

先住猫が相手を仲間だと感じるまでは、時間がかかります。また、どうしても仲良くできない場合もあるので、それぞれのパーソナルスペースをしっかり用意して、ケンカにならないように配慮してあげましょう。

もしも、一方がうずくまって状態を低くし、耳も伏せ、実際よりもカラダを小さく見せようとする時は、相手を怖いと思っています。

 

「自分は弱いので攻撃しないで」というボディランゲージです。

逆に背中を引き上げて毛を逆立て、尻尾を太くして高く上げ、カラダを大きく見せ「シャーッ」というのは、威嚇のポーズです。「これ以上近づいたら攻撃するぞ!!」と言っているので、こんな場合はお互いの猫の距離を確保しましょう。